リサイクル活動は、子供たちにとって
環境教育の生きた教材にもなっています。

学校

山形市立第六小学校(山形県山形市)
山形市では、2005年9月から牛乳パックの回収を行っています。
リサイクル化は環境委員会や給食センターの推進で進められましたが、始める前には「給食時間がなくなる」「教室がにおう」といった話もかなりあったそうです。
しかし給食センター職員が各校を巡回。
リサイクルの話をしたり、回収ルールの実演を行うなど、熱意を持って進め、全給食校がリサイクルを始める大きな要因となりました。
第六小学校の取り組みを見学したところ、戸惑った様子もなく、教頭先生の話でも、全学年で全く問題もなく行われているとのことでした。
牛乳メーカーは、納品の帰りに「リサイクルした資源」を引き取り、取りまとめて回収業者に引き渡します。
さらに1年に1回各校にトイレットペーパーを配付、と回収の輪がうまく回り、環境教育の生きた教材として利用されています。
山形市立第六小学校洗って、開いて、乾かした牛乳パックを
給食室に持ち寄る児童
山形市立第六小学校給食風景
 
神奈川県立海老名高校(神奈川県海老名市)
神奈川県教育委員会の「環境教育推進拠点校」に指定されている海老名高校では、校内に環境委員会の委員長を大統領とする「省エネ共和国」を建国し、積極的に環境活動に取り組んでいます。
機関紙「省エネ時代」の発行や太陽光発電や風力発電の装置の設置、紙パックの売却益でタイの障害者に車椅子を寄贈するなど、ユニークで熱心な活動は注目の的で、テレビ神奈川でも放映されました。
またその成果を発表する場として、2006年6月には元国連職員の上村雄彦さんを講師に迎えた環境講演会に合わせ、環境委員会が中心となった施設見学会が開催されました。
当日は容環協の事務局・専門委員と環境委員会のメンバーで、紙パックの特徴や校内での回収の苦労話等の意見交換を行いました。
神奈川県立海老名高校神奈川県立海老名高校
志木市立宗岡中学校(埼玉県)
宗岡中学校では、2004年10月から給食用紙パックのリサイクルを開始しました。
当初は一人一人が蛇口で洗っていましたが、「水浸しになる(水跳ねが多い)」「水が無駄である」などの問題点を自分たちで抽出し、まとめ洗い方式に改良。
中学生になると強制より、生徒に自主的に決めさせる方が教育的に良いそうで、その結果、各学年、各クラスで紙パック処理の方法は異なっていますが、生徒たちはみんな楽しそうに紙パックのリサイクルを行っています。
志木市では地域と学校が一体となって、環境活動に取り組んでおり、宗岡中学校の生徒たちも小学校から9年間継続して紙パックリサイクルを実施することになるそうです。
アルミ缶回収、地域美化、チョボラ(ちょっとしたこと、のボランティア活動)など、他の環境活動もさかんに行われています。
志木市立宗岡中学校志木市立宗岡中学校
柴田町立槻木小学校(宮城県)
槻木小学校は、東北本線槻木駅から歩いて5分の広々とした開放感のある小学校。
周りが閑静なせいか、駅を出てすぐに子どもたちの元気な声が聞こえてくるほどです。
槻木小学校では、全校で牛乳パックのリサイクルを実施しており、子どもたちは1年生から牛乳パックのリサイクルを実践しています。
リサイクルの方法は、まず飲み終わった後、素手であるいははさみを使って牛乳パックの上を開きます。
そして歯を磨くときに洗い場に持って行って、水ですすいで水を切ります。
柴田地区は、牛乳パックの回収率が高く、また焼却炉が小さいため、ごみについては細かい分別が決められています。
そのため、子どもたちもリサイクルに対する関心は高く、低学年でも一連の処理をすばやく行っています。
柴田町立槻木小学校柴田町立槻木小学校
新田町立綿打小学校
群馬県新田町では、2001年6月から町内の全校(3小学校、1中学校)で児童・生徒による牛乳パックのリサイクル活動が行われています。
回収された牛乳パックは製紙メーカーに運ばれトイレットペーパーにリサイクルされていますが、2 0 0 4 年2月から各校ともその再生トイレットペーパーを購入するようになり、“リサイクルの輪”ができました。
今回、町内の綿打小学校を訪問し、リサイクル活動の様子を見学しましたが、飲み終わったあとのパックの屋根部分を開き、バケツを使ってすすぐ、といった一連の作業をうれしそうに行っている姿がほほえましく、「われわれ大人が子どもたちによるリサイクルを難しく考えすぎているのでは?」と反省することしきりでした。
新田町立綿打小学校新田町立綿打小学校
茨城県明野町の学校事例
明野町は国選定のクリーン・リサイクルタウンとして、資源循環型社会の形成に向けた取り組みを推進しています。
そして町教委と市民グループ「クリーンアップあけの」の協力のもと、2004年4月から、町内すべての幼稚園、小・中学校で牛乳パックのリサイクルに取り組んでいます。
子どもたちはパンフレットを参考に、飲み終わった後のパックを手際よく処理し、まとめて回収ボックスで保管。
回収された紙パックはトイレットペーパーに加工され、各学校に還元されています。
今年の4月から7月に回収された牛乳パックの数は117,000枚。
これは、トイレットペーパー約5,850ロール分に相当します。
茨城県明野町の学校事例茨城県明野町の学校事例


 
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