リサイクル出前授業

神奈川県 川崎市立南河原小学校 出前授業 報告

  • 日時
    2021年12月8日(水) 9:35〜11:35
  • 場所

    川崎市立南河原小学校 多目的室

  • 報告

     今回も、市民団体の「3R推進プロジェクト」、「グリーンコンシューマーかわさき」と行政の川崎市環境局と協働で出前授業を行いました。今回訪問した南河原小学校は、市の中心部の川崎駅に近く、緑の多い南河原公園に隣接して建っています。また、すぐ近くに別の小学校もあります。南河原小学校は今年で開校83年の歴史のある学校で、以前は2000人を超える生徒数だった時もあったそうです。現在は400人ほどの生徒数との事です。
     今回の出前授業は、5年生の2クラス73名を対象に行いました。2時限目と3時限目を利用して、2回に分けてクラスごとに授業を行い密にならないように配慮しました。授業を行った多目的室は、十分なスペースのある新しくきれいな部屋でした。
     授業は、初めに市民団体の方から地球の温暖化を防止する為に、いろいろなことをしなければならないこと、リサイクルもその1つであることの説明が行われました。続いて、川崎市では学校給食の牛乳パックがリサイクルされていないこと、隣の横浜市ではどうやってリサイクルされているかについての説明がありました。次に、容環協から牛乳パックンのDVDを使って、紙パックリサイクルの意義を説明し、どうしたらリサイクルができるようになるのかを自分たちで考えて欲しいと呼びかけました。最後に川崎市環境局の方より、川崎市は政令指定都市の中で一人当たりの燃えるごみの排出量が一番少ないことの説明があり、家庭でのリサイクルだけでなく学校でのリサイクルも考えて欲しいという話で締めくくりました。
     授業の後に児童から「今日の授業はいろいろなことを知ることができて、とてもためになりました。」という感想を聞くことができましたので、講師の伝えたい内容は児童に十分伝わったと思われます。当日は、肌寒い強く雨の降る日でしたが、子供たちの前向きな感想を聞くことができて出前授業を行った成果を感じました。この学校からも牛乳パックのリサイクルが始まることを期待して帰路につきました。

    • 南河原小学校
    • 市民団体より横浜の学校のリサイクルの話
    • 容環協より紙パックの話
    • 川崎市環境局よりごみ処理の話