紙パックリサイクル講習会

神奈川県相模原市 リサイクル講習会 報告

  • 日時
    2019年8月6日(火)13:30~15:40
  • 場所

    相模原市橋本台リサイクルスクエア

  • 報告

     連日真夏日が続く中、今年も相模原市の「4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)キッズスクール夏休みリサイクル体験教室」に協賛し、紙パックリサイクル講習会を開催しました。今年は、小学生21名、未就学児及び保護者23名の計44名が参加しました。
     開会の後、全国牛乳パックの再利用を考える連絡会の平井代表による、牛乳パックのリサイクルの歴史と現状、森林管理、日本と海外のリサイクル状況の比較などの講義がありました。35年前に山梨県大月市の一人の主婦が「もったいない!」と提案し紙パックのリサイクル活動が始まり、その「洗って、開いて、乾かして」のルールが広く日本に広がっていることに、参加者は感心して耳を傾けていました。クイズを交えた分かり易く楽しい講義を通じて、大切な資源である牛乳パックのリサイクルの重要性を伝えました。
     次に牛乳を飲みながらDVD「牛乳パックン探検隊」を視聴し、飲み終えた牛乳パックを使って手開きの体験を実施しました。参加者は全国牛乳容器環境協議会スタッフの開き方の説明に従い素早く実行し、簡単に手で開けることに驚いた様子でした。
     続いて2班に分かれ、交互に「手すきはがきづくり」と「ごみ収集車の試乗体験」を体験しました。牛乳パックのパルプでつくる「手すきはがきづくり」では、はがきのワンポイント模様となるすき込み用材料の絵柄を選び、世界で1枚のはがきづくりをしました。はがきがアイロンで乾いていく様子を真剣に見守り、一緒に参加したきょうだいや友だちと笑顔で出来上がったはがきを見せ合う姿が印象的でした。保護者の方からも紙パックに関する様々な質問が寄せられ、リサイクルに一層興味を持ってもらえたようです。
     最後の修了式では、相模原市の資源リサイクルイメージキャラクター「分別戦隊シゲンジャー銀河」の一員である「ペーパーピンク」から、参加した子どもたち全員に体験教室の修了証と記念品が手渡され、笑顔で会を終了しました。

    • 平井代表の楽しい語り口の講義
    • 紙パックの手開き体験
    • 世界で1枚のはがきづくり
    • ペーパーピンクから修了証と記念品の授与