2024八王子環境フェスティバルに出展しました

2024八王子環境フェスティバル(東京たま未来メッセ・えきまえテラス)

  • 日時
    2024年6月9日(日)
  • 場所

    2024八王子環境フェスティバル(東京たま未来メッセ・えきまえテラス)

  • 報告

     八王子環境フェスティバルは、毎年6月の環境月間に開催されており、今年で29回目を迎える八王子市最大の環境イベントです。「はちおうじの環境をみる・きく・考える」をテーマに市民団体・企業・学校・行政など70団体以上が参加しました。
     会場は八王子駅前地区に立地する東京たま未来メッセ(正式名称:東京都立多摩産業交流センター)。2020年3月に開業した、八王子合同庁舎、八王子市保健所、コンベンション施設(展示場、集会場)からなる複合施設です。その展示棟1階にある大型展示室、3階会議室、えきまえテラスを利用し様々なブース展示、ワークショップ、体験教室が行われました。
     容環協のブースは目的ごとに3つのパートに分けて啓発を行いました。1つは、子ども向けに3つのクイズに挑戦するスタンプラリー。牛乳パックンの絵柄がついたスタンプを回答用紙に押してもらい、参加してくれた子どもには学習帳を配布しました。 もう1つは大人向けのクイズ・アンケート。壁面に設置した6枚の環境パネルとクイズパネル、そして各パネルの前に置いたチップやパルプ、ポリエチレン層と紙層を剥がした状態の紙パック、紙パックから作られた再生品などの展示品を、手に取って見ながら考えて頂き、参加者にはトイレットペーパーを差し上げました。
     そして3つ目に、八王子市の有料ごみ袋に掲載している容環協の広告に関する認知度調査です。可燃ごみ用のごみ袋外装に紙パックリサイクルの広告を掲載して3年目。この度の環境フェスティバルに出展するきっかけともなった容環協のPRがどれくらい認知されているか、市民の方に20Lの実物を見せて直接伺い「知っている、知らなかった」と区分けした用紙にシールを貼っていって頂きました。
     スタンプラリーに参加された子供たちの中には「紙パックは分けて資源ごみに出す」と即答出来る子どもがいたり、「日頃から洗って開いて乾かしているが、注ぎ口付き紙パックの分別が商品によって何故違うのか?」と質問をしてくる親御さんがいたなど、八王子の方々の意識の高さが感じられました。また、ごみ袋の広告については「知らなかった」がやや上回ったものの、「知ることが出来たのでこれからは意識して見るようにします」「他のごみ袋には入れないの?」など有難い声を頂きました。
     今回、容環協としては初めて参加したイベントでしたが、出展企業・団体の皆様の熱意や、来場者の環境問題への高い関心。見て、聞いて、体験して学ぶ姿勢はエコプロ展に匹敵するものを感じました。本フェスティバルは1991年の「川と親しむ市民の集い」から始まり徐々に大きくなって現在に至るそうです。私たちは紙パックリサイクルを通じて一人一人の小さな行動の積み重ねが環境にやさしい社会の実現につながることを今後も伝え続けて、その輪を拡大していきたいと感じさせる1日となりました。

    • 東京たま未来メッセ
    • 子供に大人気のスタンプラリー
    • 大人向けのクイズ・アンケート
    • 容環協ゴミ袋広告の認知度調査