リサイクル出前授業

愛知県 尾張旭市立本地原小学校 出前授業 報告

  • 日時
    2018年2月23日(金)13:30~15:20
  • 場所

    尾張旭市立本地原小学校(体育館)

  • 報告

     愛知県の北西部に位置する尾張旭市立本地原小学校に行ってきました。音楽室からは低学年児童の大きな歌声が聞こえ、校訓である『明るく正しくのびのびと』した様子がうかがえます。
     今回の出前事業では、4年生3クラス112名が紙パックリサイクルの学習と牛乳パックを原料とする手すきはがきづくりに取り組みました。
     まず、体育館で全国牛乳パックの再利用を考える連絡会平井代表から、紙パックリサイクルのお話がありました。34年前に山梨県から紙パックリサイクル活動が広がったこと、日本のリサイクルは「洗って、開いて、乾かして」とひと手間かかっていること、森林管理は大切であり伐採後は植林をしていること、リサイクルは二酸化炭素発生の抑制になること、しかし紙パックの回収率は5割を下回っており「もったいない」現状にあることなどを学びました。
     次に、2組に分かれ「世界に1枚だけの手すきはがきづくり」と「DVD視聴・クイズ・パネルや展示物を使った学習」に取り組みました。子供たちは思い思いの絵柄のすき込み材料を選び、一生懸命に手すきはがきを作りました。「お父さんがギターを弾いているから絵柄はギターにしました」と話す男子や「東京から尾張までの移動は大変ですね」と大人を気遣う女子など、皆楽しく体験授業を受けました。
     最後に、手すきはがきと一緒に記念撮影。「紙パックのリサイクルは大切でこれからも続けたい」、「フワフワした再生パルプが固いはがきになりビックリした」など、それぞれの感想を胸に、出前授業を終えることが出来ました。

    • 平井代表の講義を熱心に聞く児童たち
    • 一生懸命に手すきはがきを作りました