リサイクル出前授業

東京都 多摩市立諏訪小学校 出前授業 報告

  • 日時
    2017年12月19日(火)11:45~15:30
  • 場所

    多摩市立諏訪小学校 (家庭科室、ランチルーム(にじのへや))

  • 報告

     東京都多摩市の南部に位置する日本最大規模の多摩ニュータウンの一角にある多摩市立諏訪小学校の3年生2クラス45名(在籍52名)を対象に出前授業を行いました。
     全国牛乳パックの再利用を考える連絡会、全国牛乳容器環境協議会(容環協)スタッフ自己紹介の後、容環協スタッフによる「リサイクルのお話」で出前授業が開始しました。日本の紙パックリサイクルがもったいない精神から1984年にはじまり既に34年になることや日本の回収方法と諸外国の回収方法との違い、再生品の質の違いに非常に驚いた表情をみせていました。森林資源管理の必要性や紙パックから得られるパルプは高品質なため捨てるのはもったいない、リサイクルするとCO2削減にもつながるなど易しく楽しい講義となりました。
     講義終了後はクラスに分かれランチルーム(にじのへや)での「DVD視聴・クイズ・パネルや展示物を使った学習」と家庭科室での「手すきはがきづくり」実習授業となりました。「手すきはがきづくり」実習授業では、高品質な再生パルプに直接触れると柔らかさと白さに驚き、仕上がるにつれもう一度作りたいと声をあげていました。最後は全員が「世界で1枚のオリジナル手すきはがき」を完成させ、クラスごとに元気な笑顔での記念撮影となり終了しました。
     なお諏訪小学校では飲用後の学校給食用牛乳パックのリサイクルは実践していませんが、今回の講義を機に、2クラス共にDVD視聴での手開き動画を参考に明日から「洗って 開いて 乾かして」を実践してみることになりました。今後継続されることと3年生に留まらず全学年に広がることを期待したいと思います。

    • 手すきはがきづくりの様子
    • 容環協スタッフによる講義