リサイクル出前授業
愛知県 弥富市立白鳥小学校 出前授業 報告
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日時2018年9月26日(水) 13:55~15:30
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場所
弥富市立白鳥小学校(理科室、家庭科室)
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報告
弥富金魚・白文鳥の産地として有名な弥富市、のどかな田園と水鳥たちが生息するため池に隣接する自然豊かな環境に位置する「白鳥小学校」で出前授業を行いました。校名の「白鳥」は、学区が白文鳥の特産地として有名であることからの由来。小学4年生、松組・竹組の児童47名と担当教諭2名の合計49名が参加しました。
前半は、全国パック連平井代表による「リサイクルのお話」からスタートしました。紙パックの原料となる樹木の森林管理について(計画植林・森林で生活する動物たちへの配慮 など)、牛乳パックが初めてリサイクルされるまでの話、紙パックのリサイクルの流れ(分別の仕方・CO2の削減・6枚の紙パックからトイレットロールが1個作れること など)、回収率の実態、日本と海外のリサイクル事例(方法の違い)など、初めて聞く話に驚き真剣に聞く姿も見られ、これを機に、紙パック「大事な紙資源」「もったいない」を子供たちに勉強してもらえたと思います。
後半は、2クラスに分かれ「紙漉き実演」「DVD視聴・クイズ」をしました。「紙漉き」は、子供たちにとって、「紙パルプ」を初めて手で触り、「手すきはがき」を初めて作る、という初めてばかりの貴重な体験。最初はぎこちなかった子供たちも、最後には「手すきはがき」を体験している担当教諭を笑わせる一面も。今日いろいろな事を勉強し、自分だけの世界に一枚しかないはがきを作った喜びで、集合写真撮影時の子供たちは、みんな自慢げな満面な笑顔でした。
「今日あったことを家でも話すんだ」という、子供たちからの嬉しい声。想い出と一緒に、一人でも多くの子供たちが環境意識を身につけ、そして「紙パックリサイクルの輪」を家庭に広げていく、 を出前授業を通じ再認識しました。
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「リサイクルのお話」を真剣に聞く児童 -
出来上がった手すきはがきと記念撮影
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