リサイクル出前授業
和泉市立 伯太(はかた)小学校 出前授業 報告
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日時2025年10月7日(月)5時限目
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場所
和泉市立伯太小学校 体育館
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対象者
和泉市立伯太小学校 6年生93名(3クラス合同)
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報告和泉市は大阪南部の泉州地域にあり、市北部は大阪のベッドタウンとして住宅地が広がっています。一方、市南部には自然も広がり、都会の利便性と田舎ののどかさが両立する「トカイナカ(都会の田舎)」として住みやすい街のひとつです。
伯太(はかた)小学校は和泉府中駅からほど近い場所に位置します。
大阪から熊野三山に伸びる熊野古道(小栗街道)を正門に迎える、開校150年を超える歴史と風格のある小学校です。
今回は6年生3クラス93名を対象に授業を実施しました。
容環協の紹介に続き、牛乳パックン探検隊の動画を視聴した後、スライドによる説明を実施しました。
和泉市では紙パックを「新分別」という呼称で行政回収をしているほか、店頭回収や集団回収も実施されていることを伝えました。
紙パックのラミネートはがし体験では、印字面がラミネートとともにはがれ、真っ白なパルプが得られることを実感してもらいました。
紙パックリサイクルは主に保護者がやっていると認識しており、自宅で直接リサイクルを実行している児童は少なかったものの、授業後の感想では「紙パックのリサイクルは環境に良いことがわかったので、これからやっていきたい」との声も聞かれました。
最後に、順番にチップ、パルプなどのサンプルに触れてもらいましたが、チップを手に取った児童から「だんじりの匂いがする」という声があがりました。
和泉市ではちょうど週末にだんじり祭りが開催されるそうで、児童も準備を手伝っているとのことでした。
だんじりの山車にはヒノキやアカマツなど、針葉樹の木材も多く使われるので、針葉樹のチップの匂いからだんじりを連想したようですが、これと合わせ「木材は無駄なく利用される」ことや「資源循環の大切さ」についても長く記憶に留めてほしいと感じました。-

学校の正門 -

授業風景(講義) -

授業風景(ラミネートはがし) -

サンプルに触れる児童
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