野田市リサイクルフェア2024でリサイクル講習会を行いました
野田市リサイクルフェア2024 リサイクル講習会 実施報告(千葉県 野田市)
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日時2024年10月19日(土)
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場所
野田市役所1階ロビー
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報告
野田市役所でのリサイクルフェアに今年も参加しました。市役所に隣接する野田ガスホールの駐車場では産業祭がおこなわれており、10月とは思えない陽気とともに出展者の活気も伝わってきました。
野田市リサイクルフェア2024の会場となる市役所入口では電気自動車の展示、入口ロビーに生ごみ堆肥化装置の展示、環境美化の啓発ポスター展の展示がありました。今年のポスター展は環境美化ということもありポイ捨てを描いた作品がメイン。
選挙の関係で昨年2階だったおもちゃ病院が1階へお引越しということで、容環協スペースが縮小化される危惧がありましたが、昨年とほぼ同じスペースを確保していただきました。手開き体験を入口側、紙すき体験を奥側に設定し、動線となる通路側にパネル展示とぬり絵うちわを設置しました。
職員さんのお話では19組ということでしたが、お子さんも含め用意した30席は満席。
啓発ポスター表彰式が終わり、容環協の講習会スタート。パックン探検隊の動画を視聴の後、紙パックの構造やリサイクルによるCO2削減効果を解説しました。
次に、A班とB班とに分け、手開き体験と紙すき体験をしていただき、各プログラム終了後に班を入れ替えて体験していただく方法をとりました。
手開き体験では、紙パック牛乳を飲んでもらった後、冊子を参考にしながら、開け口を開く、側面の合わせ目に沿って開く、底を開く、順を追って解説し、紙パックの手開きを体験してもらいました。はさみを使わずに簡単に手で開くことが出来ることを体験し、最後に子供たちは笑顔でリサイクルボックスに入れ、お土産を受け取って手開きは終了しました。
紙すき体験では、紙パック由来のパルプ液をすいて、絵柄を載せて、アイロンで乾燥させ、オリジナルのはがきづくりを楽しんでいただきました。
「紙パックから紙ができるなんてすごい」とおっしゃった方には、紙パックが繊維の長い良質なパルプからできていることを伝えました。
「紙パックをリサイクルしていますか?」の問いに、「今は可燃ごみに出していますが、リサイクルします」と答えていただけました。他には「学校では給食の牛乳パックをリサイクルはしていないけど、工作に使っています」という回答もありました。「市の回収に出してリサイクルしています」と答えた方には、他にスーパーマーケットなどの店頭回収でもリサイクルできることを説明しました。
今回のイベントを機に紙パックが貴重な資源であると理解していただき、今後さらにリサイクルが進むものと期待がふくらみます。