紙パックリサイクル講習会

神奈川県 相模原市紙パックリサイクル講習会 報告

  • 日時
    2016年7月29日(金) 13:00~15:30
  • 場所

    相模原市橋本台リサイクルスクエア

  • 報告

     梅雨明けの青空が広がる中、今年も相模原市の「4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)キッズスクール 夏休みリサイクル体験教室」に協賛し、全国紙パックの再利用を考える連絡会(全国パック連)と協力して、紙パックのリサイクル啓発を行いました。市内在住の小学生27名、未就学児3名及び保護者17名、合計47名の参加となりました。
     最初に、全国パック連の平井代表から紙パックリサイクルについて、32年前に一人の主婦の「もったいない!」との提案から紙パックのリサイクル活動が始まったこと、多くの方の努力で全国に活動が広がったこと、洗って開いて乾かしてという世界中で日本だけのシステムが出来上がったことなどの講義があり、子供たちは真剣に話を聞いていました。次に、紙パックリサイクルのクイズや牛乳パックン探検隊DVDによる視聴学習の後、飲み終わった牛乳パックを道具を使わずに手開きできる体験をしてもらいました。
     続いては2班に分かれて「牛乳パックを使った紙すき体験(手すきはがきづくり)」と「ごみ収集車の試乗体験」となりました。「手すきはがきづくり」では、子供たちが講師のサポートを受けながら、紙パックからできたパルプを自分の手ですき、選んだ紙すきシールを好きな位置に配置し、はがき作りを楽しみました。紙パルプから立派なはがきに変身したことにみんな喜んでいました。手すきはがきづくりを体験した親子には、紙パックリサイクルについて、パネルや展示サンプルで説明して更に理解を深めてもらいました。最後に、相模原市の資源リサイクルのイメージキャラクターの一員である「シゲンジャー ペーパーピンク」から、体験教室の修了証と記念品を受け取って夏休みリサイクル体験教室が盛況のうちに終了しました。

    • 平井代表による講義 
    • 手すきはがき作りの様子