紙パックリサイクル事例
株式会社セブン&アイHLDGS.
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場所
東京都千代田区
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取組事例
イトーヨーカドーでは2000年から店頭において資源回収を開始し、現在、カン、ペットボトル、トレー、紙パックを回収しております。紙パックは、2018年度においてお客様から317t回収することができました。
このような資源回収の取り組みを今後も継続していくには、資源物をわざわざ家庭からご持参いただいているお客様のモチベーションが継続されていくことが前提となっております。この「環境に貢献したい」という気持ちに答えるためには、まずは持参頂いた資源物の実績を「見える化」することが求められていると感じております。ペットボトルは既に、回収機を設置することで、ナナコに還元することができておりますが、その他の品目でも同様な取り組みができないか検討していたところ、日本テトラパック様から「IoTを使用した業界初の紙容器リサイクルシステム」のご提案を頂いたため、6月の環境月間に合わせて、イトーヨーカドーの2店舗で実証実験を行いました。紙容器のバーコードを読み取り、容器回収の実績を可視化することで、お客様のモチベーション維持向上を図る取り組みです。アンケートの結果は良好で、「実証実験で終わらずにぜひ店舗に設置してほしい」との力強いご意見も頂きました。今後もお客様のモチベーションが継続できる新しい取り組みをしていきたいと考えております。-
回収機に紙パックを投入
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お客様のスマートフォンに回収実績を木や花と数字で表示
回収量が増すほど画面に森が増えて楽しい仕組み
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