紙パックリサイクル事例
パルシステム生活協同組合連合会
-
場所
東京都新宿区
-
取組事例
パルシステムでは、「限りある資源をムダにしたくない」という思いから、「配送と回収」という生協ならではの仕組みを生かして、組合員とともに長年にわたり、3R運動、商品改善に取り組んでいます。現在は、牛乳パック、ヨーグルトパック、ABパックを含む紙類7品目、ペットボトル等プラスチック類4品目、リユースびん8種類を回収しています。牛乳パック回収は1993年に開始し、2019年度は組合員家庭から538t回収しました(回収率68.6%)。
回収した牛乳パック、ヨーグルトパック、ABパック、注文用紙は、埼玉県にあるリサイクルセンターで選別・圧縮し、再生工場に送ります。その後、パルシステムオリジナルのトイレットペーパーやティッシュペーパーに生まれ変わり、再び組合員の元に届けられます。この「り・さいくりんぐ」シリーズ誕生のきっかけは、1990年代初頭に寄せられた「『こんせん72牛乳』の紙パックを再利用したい」という組合員の声でした。一般にはまだ回収率も低く、原料には向かないとされていた紙パックの再生紙でしたが、研究を重ねトイレットペーパー、次いでティッシュペーパーの商品化を実現。組合員の声にこたえて改良を重ねてきました。
使い終わった資源を生協に戻して再生利用すること、環境に配慮された商品を選択することを組合員に呼び掛け、組合員、メーカー、生協が協力してリサイクルを推進しています。-
洗って、開いて、乾かして通い箱へ
-
「り・さいくりんぐ」トイレットペーパー・ティシュシリーズ
-