紙パックリサイクル事例

マスコー製紙株式会社

• 場所

  静岡県富士宮市

• 取組事例

  　マスコー製紙は、トイレットペーパー・ティッシュペーパー・キッチンペーパー・タオルペーパーを製造販売しております。牛乳パック再生紙が主力ですが、キッチンペーパー他、FSC認証を受けたパルプ製品も製造しております。
  　家庭紙と呼ばれる我々の業界も、コロナの影響に翻弄されております。昨年春は、トイレットペーパーの不足騒ぎがありましたが、その後は反動により出荷が悪く、特に業務用と呼ばれる企業や施設で使用される商品の出荷は、厳しい状況が続いています。ティッシュペーパーは、マスクが習慣化したせいか出荷が大きく減っております。一方、タオルペーパー・キッチンペーパーは、業務用を始め家庭での使用も増え、好調です。
  　当社では、ここ数年ポリ包装のティッシュやキッチンペーパーが好調です。しかしながら、ポリの削減が全世界的な課題となるなか、薄よう化やバイオマス原料の使用など実質的なポリの削減に取り組み始めたところです。また、牛乳パックの紙にならない廃プラの処理についても、従来の燃やす（サーマルリサイクル）から、素材としての再利用（マテリアルリサイクル）に取り組もうと製造工程の検討に入っております。
  　カーボンニュートラル・ポリの削減については、官庁も取り組みを強めています。引き続き、ご指導・応援をよろしくお願いいたします。

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