紙パックリサイクル事例
日本生活協同組合連合会
-
場所
東京都渋谷区
-
取組事例
生協における牛乳紙パックのリサイクル運動は、生協が飛躍的に発展した1980年代から、組合員による自発的な活動として広がり始めました。地域を基盤とする地域生協では、店頭の回収ボックスや宅配配達の帰りのトラック等を通じて回収し、トイレットペーパーなど新しい製品にリサイクルしています。2020年度に調査した紙パックの回収量は2,762トンでした(回答生協数44)。
ここで、全国の生協で2021年5月に定めた「生協の2030・環境サステナビリティ政策」の内容をご紹介します。本政策は持続可能な社会を実現するために全国の生協で推進する2030年までの政策であり、具体的なアクションプランである「10の行動指針」と将来のありたい姿をイメージしながら設定した「2030目標」から構成されています。
この行動指針において「生協事業から排出される容器包装等の回収・リサイクルを、組合員とともに推進します」と明記しており、牛乳パックをはじめ容器包装プラスチックや商品カタログなどの回収とリサイクル活動を強化していくことを宣言しています。
生協は、「すべての人々が人間らしく生きられる豊かな地球」を次世代へ手渡せるよう、これからもさまざまなステークホルダーと協働してまいります。-
店頭の回収ボックス
-
「生協の2030・環境サステナビリティ政策」のスローガン「すべての人々が人間らしく生きられる豊かな地球を、未来のこどもたちへ」のイメージイラスト
-