紙パックリサイクル事例

横浜市立上星川小学校

  • 場所

    神奈川県横浜市

  • 取組事例

     上星川小学校は横浜市保土ヶ谷区の丘の上の住宅街に位置し、近くには広い森の緑と公園もあり、よい環境です。
     容環協は依頼を受けて6年生の1クラスを対象に2020年12月と2021年の11月に「紙パックリサイクルの大切さ」を題材とした環境出前授業を実施しました。いずれの授業でも真剣にメモをとる児童や元気よく手をあげて発表する児童の様子が印象的でした。さらに、「CO₂が減って温暖化が抑えられ、SDGsの目標13(気候変動に具体的な対策を)につながる。」と普段の授業学習と結びつけて理解していることを示す発表もありました。
     同校では、全学年が牛乳パックを開いて洗い、乾かしてから次の日に牛乳パックを給食室に持っていき、回収するような活動に取り組んでいます。入学したばかりの1年生の中には牛乳パックを開くことができない児童もいます。その際には、給食のお手伝いをしている6年生に丁寧に教えてもらいながら開き方を覚えます。毎日どの学年もしっかり洗って乾かす習慣が定着しているので、学校全体で牛乳パックのリサイクルに取り組むことができています。
     コロナ禍での長期間にわたる不自由な学校生活にもかかわらず、学乳パックのリサイクルが継続されていることを心強く思うとともに、児童の元気な様子に触れ、次の時代を背負う児童への期待とともに、環境教育の一助となることについての我々の使命を再確認いたしました。

    • スライドの説明を熱心に聞く様子
    • 給食後に牛乳パックを洗う様子