紙パックリサイクル事例

千葉県市川市

  • 場所

    千葉県市川市

  • 取組事例

     市川市は千葉県北西部に位置し、都心から20㎞圏内の文教・住宅都市として発展し、東京湾に面した臨海部には物流拠点や工業地帯が広がっており、人口は約49万人です。
     市では2002年より紙パックのリサイクルを開始し、収集は週1回、新聞、雑誌・雑がみ、ダンボールとあわせて実施しています。2020年の収集量は89トンで近年は横ばいの状況にあります。
     資源物やごみの出し方についてガイドブックやリーフレット、ホームページ、スマホ・アプリなどを用いた啓発を行っています。2021年4月からは市川市清掃キャラクターのキラリンとピカリンによるごみを減らすためのYouTube動画を作成し、紙パックも「紙類の出し方について」の中でとてもわかりやすく説明しています。動画の最後には「トイレットペーパー1個をつくるのに1000mlの紙パック何枚必要でしょうか?」と問いかけるクイズもあり、紙パックが貴重な資源であることを伝えています。コロナ禍でリアルな形でのリサイクルセンターの見学や出前授業ができなくなり、その代替として市民への啓発に役立てるとともに、動画は英語版もあり、外国から来られた方への説明にも力を入れています。
     市では、「資源循環型都市いちかわ」の実現に向けて、持続可能な循環型社会づくりに貢献する環境への負荷の少ない廃棄物処理を市民や事業者との協働により推進している中で紙パックのリサイクルにも注力しています。

    • 紙類の出し方
    • YouTube動画中の紙パッククイズ