紙パックリサイクル事例

紙好き交流センター 麦の会

  • 場所

    大阪府交野市

  • 取組事例

    紙好き交流センター麦の会のコンセプトは、次の4つです。

    1.紙ごみの減量…資源のリサイクル
    2.森林資源の保護…地球温暖化防止
    3.福祉作業所の支援…障がい者の仕事作り(自立)
    4.紙すき教室…環境教育へのアプローチ

     交野市の作業所では現在5名の障がい者の方が、紙パックを原料に手仕事ならではの風合いのある手すき紙でオーダーメイドの名刺や便せんなどを作成しています。ここでの仕事で自信をつけ、多くの方が多方面に巣立っていきます。
     『麦の会』では、紙すきにかかわる道具・機械を独自で開発し、全国500あまりの福祉作業所に材料の供給、技術指導・アドバイス、企業から受けた仕事の振り分けなどを行ない、福祉作業所への自立支援活動をボランティアで行なっています。また、紙パックのリサイクルを有効活用した循環型社会を形成するための発信基地になっています。
     容環協からも「牛乳紙パックで『遊ぶ学ぶ』コンクール」の表彰状や事務局および専門委員の名刺の発注の仕事をいただいております。コロナ禍により企業からの名刺の発注などが減少し厳しい状況が続いています。会員・賛助会員の皆様からのお仕事の依頼をお待ちしています。
     よろしくお願いいたします。

    • 型枠を使った手すき作業
    • すいた紙の乾燥工程