リサイクル出前授業

山梨県 南アルプス市立白根百田小学校 出前授業 報告

  • 日時
    2017年9月12日(火) 13:35~15:30
  • 場所

    南アルプス市立白根百田小学校(家庭科室、理科室)

  • 報告

     昨年に引き続き、南アルプス市立白根百田小学校に出前授業に行ってきました。ぐずついた蒸し暑い日でしたが、4年生53名の明るく元気な児童たちの挨拶に迎えられ、気持ちよく出前授業をスタートさせることが出来ました。
     始めに、全国牛乳パックの再利用を考える連絡会・平井代表が紙パックリサイクルについてお話をされました。山梨県大月市から始まった紙パックリサイクルは「もったいない」の心を大事にしたものであること、「洗って、開いて、乾かして」手間ひまかけることが高品質のリサイクル紙を作り出していること、そして、紙パックリサイクルが環境にやさしい活動であることなど、パワーポイントを使ってわかりやすく解説されました。
     その後、2クラスに分かれ「DVD視聴・クイズ・パネルや展示物を使った学習」と「手すきはがきづくり」となりました。「DVD視聴・クイズ・パネルや展示物を使った学習」では、「パックン探検隊」を視聴したあと○×クイズを行い、展示物を使っておさらいをしました。
     全国牛乳容器環協議会スタッフの上手な語り口によるクイズの出題に、児童たちは元気に手をあげ、そしてその解説に聞き入っていました。
     「手すきはがきづくり」ではオリジナル手すきはがきに挑戦しました。スタッフと一緒に、水に溶けた良質なパルプの感触を確かめ、説明を受けながら紙すきを行いました。6年生になると卒業証書用の紙を自分達ですくとのことで、児童たちは、「手すきはがきづくり」に真剣に取り組んでいました。
     最後のまとめの会では、「楽しかったです。」と児童たちの元気な挨拶で出前授業を終了しました。
    日頃から給食で飲んだあとの紙パックを「洗って、開いて、乾かして」いる児童たちには、限られた資源の大切さ、「もったいない」の心がきっと育まれたものと感じました。これからは、今まで以上に紙パックのリサイクルに興味を持ってもらえそうです。

    • 平井代表による授業
    • 手すきはがきを手に、記念撮影